2012年度アカデミー賞候補作品 現る!

毎年2月に行われるオスカーだから、シーズンと言えばかなり先のように思えるが、ハリウッドでは9月の秋から本腰を入れて展開開始。早速2012年度アカデミー賞候補っぽい作品の予告編が現れた! ブラピ主演、『カポーティ』のベネット・ミラー監督の新作『マネーボール』だ。

元プロ野球選手で、現在はオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンを主人公にした実話の映画化。ウィキペディアを参照にさせてもらうと、ビーンは野球を「27個のアウトを取られるまでは終わらない競技」と定義し、それに基づいて勝率を上げるための要素を分析、過去の野球に関する膨大なデータの回帰分析から「得点期待値」というものを設定して、これを上げるための要素を持つ選手を良い選手とした。ビーンが定義する勝利するための要素は、旧来の野球の価値観では重要視されず、そのため選手の年俸に反映されていなかった。そのため低い年俸で獲得して戦力を上げることができた。ヤンキースなどの資金力が強いチームに比べ1勝するための金銭的コストがはるかに低い。このビーンのチーム戦略が「マネー・ボール」という本になり、日米で大きな反響を呼んだ。これはその映画化。

これだけ読むとなんともつまらなさそうな映画にしか聞こえないが、予告編はなかなかいい感じ。一見地味だが、題材、スター性、ストーリー、すべてにオスカー色強し! ブラピもいい感じ。全米9月公開。


 

 

音と映像の融合

一般的に映画の中での音楽の利用は、映像の弱さを補うかのように使われる場合が多くあまり好きではないが、見事に音と映像がマッチする瞬間があると鳥肌が立つ。ふと思い出せるだけで、一昔前のウォン・カーワイの作品(『天使の恋』『恋する惑星』)やオープニングだけは鳥肌ものだった『かいじゅうたちのいるところ』があるが、今日このビデオを観ておっ!と思った。いま話題のスカラ&コラシニ・ブラザーズのカバーだが、???なストーリーはともかく、音と映像だけで、これだけ創造力を沸き立たせてくれるPVもある!かと思えば音楽の楽しさを伝えてくれるこんな素敵なビデオも! こんな映像が撮りたい。




ヴェスヴィアス初制作『救命士』完成!

昨日、ヴェスヴィアス初制作となる完山監督の短編『救命士』が完パケとなった。短編とはいえ、準備段階からキャスティング、サウンドデザインからMAまで、各段階での反省点はあるものの、かなりしっかりした出来上がりになった。さっそくお祝いでシャンパンでも開けたいぐらいだが、お金がないのと(笑)、完成に伴いさらに増えた作業の波が、押し寄せようとしている。まず英語字幕制作。今月末にヴェニス映画祭の締め切りを初め、短編作品には重要な映画祭の締め切りが続々と控えている。そのためのプレス資料もそろえなければならない。今後の展開も考えて、予告編も現在編集中。近くここでご紹介できることになると思う。また今月から、今年の冬にかけて、ヴェスヴィアスが独自に自主配給することになっている完山監督の長編作品『SEESAW』の宣伝準備が怒濤のように押し寄せるはずである。危険な賭けになるのは間違いないが、作品の可能性を信じていれば、救われると思っています。では怒濤の夏秋冬に向けて、¡Vamos!